つわりと妊娠悪阻

つわりは誰でも起こりますし、妊娠していればつわりの症状が出るのはあたり前で特に問題があるわけではありません。

しかし、日常生活がままならない程のひどい症状がでたり、生理的な範囲を超えた病的な症状が出ることがあります。

このような生理的な範囲を超えた病的なつわりを妊娠悪阻といいます。

妊娠悪阻では、嘔吐を繰り返し、治療が必要になります。

症状の度合いは3段階あります。

第一期では、嘔吐を繰返す状態。

第二期では、嘔吐に加え、代謝異常による中毒症状がでてくる状態。

第三期では、脳神経症状なども出てくる状態。

になります。妊娠悪阻は母体が危険になることや赤ちゃんへの影響、流産の可能性も出てくるので適切な処置を受ける必要があります。

妊娠悪阻の症状

第一期 嘔吐を繰返す時期

  • 食事をしなくても嘔吐を繰り返す
  • 嘔吐したものに、血や胆汁が混ざっている
  • 脱水症状を起こす、皮膚の乾燥
  • 全身がだるい(倦怠感)
  • ひどい口や喉の乾き
  • 極度の便秘
  • 体重の減少
  • 尿の量が減る

第二期 嘔吐に加え、代謝異常による中毒症状が現れる時期

  • 嘔吐の悪化、体重の激減
  • 脱水症状の悪化、口内が乾燥して口臭がひどくなる
  • 脈拍が早くなる
  • 血圧が低下する
  • 軽い黄疸と発熱

第三期 脳神経症状が出てくる時期

  • 頭痛やめまい、耳鳴り、視力障害、幻覚、幻聴などの症状
  • 不眠状態、意識の混濁、昏睡状態
  • 体温が低下

このようになります。

食べることができない

起き上がれない

体重が5キロ以上減る

などの症状が見られる場合には、早急に医師の診察を受けてください。

水分や栄養の補給に点滴などの処置が必要になります。

場合によっては入院する必要も出てきますので我慢して余計に悪くならないようにしてください。